役割を多く持つ種|いちばん好きな花の種を自分で選んでみよう

いちばん好きな花の種を自分で選んでみよう

役割を多く持つ種

婦人

公園などでよく見かける草花ですが、花の冠として有名なシロツメクサはどこにでも存在します。このシロツメクサなどの植物は一度、種から芽がでてきてその土地に根を張るとそこに多大な恩恵を与えることができます。シロツメクサの根っこには、通常とは異なる特殊な菌を持っていて、その菌のおかげで周りの土の栄養を養うことができます。種から発芽することによって、土のなかではミミズを始め、様々なバクテリアが多く育っていきます。このように、ひとつの種からミミズや、そのミミズを食べる小動物といった様々な関係が構築されていきます。動物のなかには、植物や果物の種を遠くに運ぶものもいます。鳥は木の実や昆虫などを主に食べますが、食べた木の実の種を糞として排泄した際に、飛び立った先の土地まで運ぶことが可能になります。さらに、これらの出来事は、自然界では日常的に行われているのです。
多くのものに関わりを持ち、様々な役割を担っているのですが、これはむやみに人間が植物の種を蒔いてもいいということではありません。その土地でしか育たたない植物も存在するのです。このような植物がある場所で、繁殖力の強いもの植えたりすると元々あった植物はみるみるうちに枯れていき、絶滅のおそれもあるのです。最近では品種改良によって多くの草木が存在しています。可愛いから、綺麗だからといっていろんな所に勝手に植えてしまうと、今まで自然界で大きな役割を担っていた植物はこういった改良品種によって消えていってしまう可能性が高いです。こうならない為にも、自然には自然の掟があるように気をつけていくことが大切なことといえるでしょう。